明治通り沿いに佇つ、茶色の煉瓦づくりの建物。大きな窓と煉瓦の少しレトロ感を持つ建物は、渋谷と原宿をつなぐこの街を何十年も見守ってきたように思えます。
光が映える空間
エレベーターを降りて扉を開けると、まず飛び込んでくるのは大きな窓からの光。白い壁に反射して部屋全体を柔らかく包み込みます。床は打ちっぱなしでラフな質感。そこに前入居者が残した木の棚がひときわ存在感を放っていて、この空間の歴史を語りかけてくるようでした。
残す? それとも削ぎ落とす?
左手には小さな会議室仕様の区画。右手の棚。これらを「残して使う」か「なくしてゼロから作り直す」か。どちらを選んでも正解です。歴代の入居者もそうして、この空間に自分たちの色を重ねてきたのでしょう。
広さも高さも十分
面積116㎡、天井高は約2.9m。空間的にも余裕があり、事務所としてはもちろん、ギャラリーやショールームのように「見せる場」としても成立します。以前はテレビ制作会社が使っていたと聞くと、クリエイティブワークに向いているのも納得です。
ライターコメント
歴史を引き継ぐか、自分たちで塗り替えるか。どちらを選んでも“新しい歴史”が始まるのがこのビルの面白さだと思います。自分だったら…棚はそのまま残して本棚とか見せる収納代わりにしそうです。自分にとってまた働いてみたい空間が増えた気がします。










