儚さも武器にして

最終確認日：2024年12月11日

蔵前駅から徒歩5分！
国際通りに面するマンションタイプのリノベーションオフィス物件をご紹介します。

国際通りは連日大行列のカフェがあったり、古い建物をリノベーションした趣のある外観のお店が立ち並んでいたりしますよね。「蔵前」という地名は、江戸幕府の米蔵があったことが由来になっていたりなど、歴史深い街であることが分かります。蔵前の街並みに佇む建築から、歴史を紐解いていくのも楽しみ方のひとつだと思います。

今回の物件も着実に歴史を刻んでいて、来年で築半世紀になるマンション。マンションタイプなだけあって、建物入り口と区画の玄関扉を開けるまでは本当にこの先にオフィス区画があるのか..？と疑心暗鬼になるほどでした。それでも扉を開けてしまったら、そこはまるで異空間。嫌いな方はいないです。ダメだと分かっていても、ここでカフェをやりたい！と思ってしまうほど、いろんな人を招きたくなる空間でした。

玄関を入ってすぐにある、北欧風のドアを開きます。
その先の右手には国際通り側が窓一面に広がる空間。床が1cmほど段上げされていて、白色のフローリングが敷かれています。何かを撮りたい欲が疼くような、嫌な主張がない床材と壁。そして天井は躯体へ直に白塗装がされています。本当に、直接白塗装がされた天井って何でこんなに綺麗なんでしょう。
左手にはなんと、カフェカウンター付きのキッチン。これで店舗不可だというのは何とももったいないです..が、ここで働く人の憩いの場になることは間違いなしです。壁側はブリックタイルが敷き詰められています。途端にモダンな雰囲気を作り出してくれています。
5人程度の会議室としてお使いいただけそうな小部屋もあります。

この区画の良さが最大限に活きるのは、ずばり夕方です。
南西向きなので日中通して明るいのはもちろんですが、西陽の入り方がもう、圧巻です。特に冬の西陽の儚さは1分刻みに、1秒刻みに姿を変えていくと思いますが、少しずつ変わる光の角度だったり、光の量だったり、それを少しも見逃したくないと思うほど、うっとりとする時間が流れます。

何度かお伝えした通り、店舗利用は不可で、原則事務所のみの募集です。
自社利用のみの撮影スタジオなど、事務所用途に収まる業種であればご相談はできると思います。

太陽の力の偉大さをひしひしと感じられる空間で、どんなときも繊細にいたい、そんな方に見ていただきたいです。