6月に入ったばかりのこの時期、中目黒では鮮やかな新緑が目黒川を囲い、グリーンロードができていました。
立ち並ぶカフェやショップを横目に、橋を渡って住宅エリアへ。
緩やかな傾斜にそって歩いていくと、右側に見えてくる一風変わった形の建物。
今回はこちらの最上階をご紹介します。
曲線に沿って広がるワークプレイス
室内に入ると、建物のカーブに沿うように大きな窓が連続し、一般的なオフィスでは味わえない開放感がありました。円弧を描く空間ってすごく珍しいってわけでもないけど、これはもう一つのアート作品。見ているだけで滑らかな動線に沿って歩きたくなってしまう衝動に駆られます。
四角いオフィスのような「正解のレイアウト」がない代わりに、窓際に沿って緩やかなカウンターデスクを造作したり、働く場所を固定せず、その日の気分で居場所を選びたくなるような。そんなどこか自由な空気が流れています。
ただ働くためではない、空間そのものを楽しむために作られたような場所。
ここに集まる人たちのコミュニケーションも、この曲線のようにきっと滑らかで心地よいものになるはずです。
ラフさがちょうどいい天井
天井は配管や梁をあえて見せたスケルトン仕様。天高2.7m。
荒さの残るコンクリートと相性抜群のブラックのライティングレールが計7本備え付けられています。
素材感を隠さず魅せることで、生まれる抜け感。そこにスポット照明を自由に配置することで、空間に立体感や奥行きを加えていく。
「なんとなく雰囲気がいい空間」ではなく、「施された雰囲気のいい空間」を作るための天井です。
正直、内装を大きく作り込まなくても、数個の証明と最低限の家具があればめちゃくちゃかっこいいオフィスになりそう!と無意識にもイメージができてしまうポテンシャルの高さです。
このラフさをどう生かすか?
もうそれは、あなた次第です。
ルーフバルコニーにて
間取りを見ましたか?
そう、ここ、なんとルーフバルコニーが2つもあります。しかも結構広め!
周辺は低層の街並みが広がっているため都心にいながら視界が抜け、青葉台エリアの閑静な街並みを一望できます。目黒区の中でも一際ゆったりとした優雅な時間が流れているような気がしました。
外で軽く打ち合わせをしたり、撮影スペースとして使ったり、気分転換にコーヒーブレイクを楽しんだり。
北西と南東にそれぞれあるので、朝日を浴びる時、夕焼けを眺める時などと時間や用途によって使い分けできるのも贅沢ですね。
働く場所に”余白”を求める人には、かなり刺さるポイントになるのでは?
ライターコメント.
またまた個性派物件と巡り会えてしまった!撮影するのが楽しい空間でした。
ガラスブロックとコンクリートで構成された外観はどこか80〜90年代のレトロさもありつつ、青葉台の空気感に馴染む現代アートにも見えます。一度見たら忘れられない感じ。
中の空間はスケルトンで数字よりも広々とみえました。
右側のカーブに沿うように大きな窓が連なっているのがなんとも可愛いポイントで。しかもここだけ天井の高さが傾斜になっていて少し窮屈な感じになってるんです。それがなおさら良くて、、、。
私ならこの窓際にさまざまな大きさの植物とか花瓶を並べるだろうなとか想像しながら窓に沿って3往復くらいぐるぐるしました。
どんな人間にも完璧はないと思っています。おそらくそれは物件も同じ。
エレベーターがないため、外階段で上り下りします。雨の日、荷物が多い日は少し大変かもしれません。
SOHOも可能なため、バス&トイレのタイプです。万人受けはしないかもしれません。
夕方には大きな窓から西陽が差し込みこれからの季節は少し苦労するかもしれません。
それでも、この物件でしか味わえない空間の魅力に虜になってしまう人がいるはずです。
きっと朝も夜も過ごしたくなってしまう自分の居場所みたいな特別な場所になる。
この魅力がわかる人にここを選んでほしいです。
個性があるってやっぱり強いな〜。改めてそう感じさせてくれた物件でした。










